お久しぶりです。今回は組版処理ソフトウェア、の簡単なインストール方法をご紹介します。
Windows環境で、設定・ファイルの用意を自動で行ってくれる方法です。こだわりたい方は無視して下さい。スクリーンショットはWindows 7ですが、XPでも同様に行えます。
全体の流れは、
○のシステムファイル・dviビュアーなどを自動でインストール
↓
○お好みのエディタをインストール(今回はEasyをご紹介)
↓
○エディタで環境設定を行う(自動)
↓
環境整備完了!
まず、のシステムファイルを入れますが、全て揃えるのは大変です。そこで、私はその辺の処理を全て自動で行ってくれる、インストーラ3 というのを使っています。普通に使うファイル群はこれが全て自動でインストールしてくれます。スタイルファイルなど必要な物は適宜入れましょう。
まずはダウンロードして解凍します。
起動すると、次のような画面になります↓
"次へ"を押して進みます。
何やら設定が出てきます↓
分からない場合、面倒な場合はいじらなくてOKです。
また"次へ"をクリックして進みます。
更に設定が↓
この画面でも特にいじらなくて結構です。接続エラーが出た場合はURLを変更してみて下さい。
次はこの画面になります↓
このソフトはインターネット経由でファイルを探し、パソコン内にあればバージョンを比較、入っていない物を自動で選んでくれます。私のPCにはもう環境が整っているので、入っているものとそうでないものがあります。分からなければいじらなくて結構です。"次へ"を押せば自動でダウンロード・インストールされます。
全てインストールが終われば、大体の必要なファイルは揃っています。
次にエディタ、統合環境をインストールします。詳しい説明は省略しますが、統合環境を入れると作業の効率化が図れるほか、入力支援機能などが使えます。(私は使っていませんが)
のソースファイルはメモ帳でも何でも作れますが、エディタを使うことで、ソースファイル記述→コンパイル→dviビュアーでチェック→pdf出力などといった一連の操作をそこで完結できます。
エディタは何種類もありますが、私はEasyというものを使っています。ここで設定するのも自動で行えますからとても簡単です。
まずは、Easyをインストールします。インストールが完了したら実行します。
次に、オプション(O)→TeX環境設定(T)をクリック。
※背景が緑ですが、これは私が設定したためであって、標準の色とは異なります。
エディタの背景色を変更する場合は、オプション(O)→エディタ設定(E)で変更できます。
するとこの小さな画面が出てきます↓
ここで、"TeX環境を自動で設定する"をクリックすれば、コンパイラ、dviビュアー、pdfリーダなどの設定が全て自動で行われます。
これが終了すれば、もう使えるようになっています!
今回はインストールのみの紹介ですから、ここまでとします。不明な点などありましたらメールなどでお問い合わせ下さい。また、何か問題点ありましたら、削除・修正します。
ちなみに、OSは Windows 7 Ultimate(64bit) です。Windows XP Professional(32bit)でも同様にインストール、実行できています。